私たちジャストは、調査・診断業務を通して
構造物の安全確保とストック型社会の実現をめざします。

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衝撃を受けた機器たち

23年9か月。これは私がジャストに入社して調査機器に携わってきた年月であり、私の人生の半分になります。

私はもともと建築の大学を卒業したわけではなく、機械工学科を卒業し、ジャストに入社したのですが、その当時ジャスト(入社当時は日本超音波試験㈱)で主に扱っている調査機器と言えば、超音波探傷器とX線発生装置くらいだったと思います。
建築が好きで入社したというより、これらの機器を扱ってする仕事に興味を持って入社したと記憶しています。

その23年9か月の中で私的に衝撃を受けた機器を三つ紹介したいと思います。

一つ目は、私が一番触ってきたといえる、レーダ探査器で日本無線社製の『NJJ-105』です。
ジャストでレーダ探査器と言えば、コマツエンジニアリング社製のアイアンシーカーから始まり、日本無線社製のNJJ-95A、95B、NJJ-105、NJJ-200、GSSI社製ストラクチャスキャンになると思うのですが、中でも驚いたのが日本無線社製の95BからのNJJ-105のモデルチェンジです。

レーダを扱うようになったのは、1995年1月17日に発生し、多くの犠牲者をだしてしまった阪神・淡路大震災の前からになります。
震災の際は神戸へ長期出張、ほぼ毎日レーダ画面を見るような仕事でしたが、正直レーダ探査しても分からない部分もたくさんあり、画面を見ながら固まり、神戸から横浜へ帰る車窓に見える六甲連山は、レーダ画面のなかに見える鉄筋の反射波に見えたのを記憶しています。
今までレーダ操作・解析した距離にすると、横浜から青森ぐらい?までは行っているのではないでしょうか。
レーダ探査器の性能も向上し、進化をとげていき、今まで悩んでいた解析が『NJJ-105』によって格段に分かり易くなりました。衝撃です!

二つ目は、Hilti社製の『PX10トランスポインター』です。
従来はX線撮影の際、裏済みを出すのにコンベックスを使って実測し、数値を足したり、引いたり、間違ったりしていましたが、この機器の出現で簡易に裏済みが出せるようになり、1現場で半人分くらいの働きはしてくれたんではないでしょうか。衝撃です!

最後に『iPad pro』と『Apple Pencil』です。
今まで現場で紙に書いていた野帳が、タブレット上でまるで紙の上に書いてるかのような感覚で記録でき、それがテキスト化され、報告書で使うwordデータ上に貼り付けられる。素晴らしい!
従来は紙の野帳を見て、報告書作成の方々がパソコンで入力する。集中力・神経の使う大変な作業だと思います。
転記ミスもなく瞬時に張り付けられる、そんな機器が現れたことには衝撃です!
野帳の見やすさ、印刷紙の削減、報告書作成での転記ミスの軽減、報告書にかかる労働時間の短縮などなど見込まれ、2018年は大きく変わるんではないでしょうか。

以上3つの機器たちについて書きましたが、もともと機械が好きな私にとって、上記機器以外でも、調査機器を扱って仕事をしているときは楽しみながら仕事をしている感じがします。
今後、それらの機器の能力を上回る機器やまた別のものも出現し、衝撃を与えてくれることを期待し、それら機器を扱える第一人者になりたいと思います。

調査診断第1部
矢野 毅