私たちジャストは、調査・診断業務を通して
構造物の安全確保とストック型社会の実現をめざします。

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墜落制止用器具

私がジャストに入って、27年になります。(その当時は日本超音波試験株式会社)

建築現場は初めてでした。最初に行った現場は『横浜ランドマークタワー』、初めての建築現場、それも超高層の現場です。現場から外の景色は空のみでした、それくらい高かった、足が竦んだのを覚えています。

建設現場は高所での作業があり、危険と隣り合わせの為、必要な装備があります。安全作業の為に必要な装備はヘルメット、安全帯、安全靴となってます。

中でも安全帯は高所作業での落下防止の為のベルトです、その当時の安全帯は一本釣りが一般的でした、胴ベルトに一本のロープ付きフック仕様になっているものです。このフックを親綱等に掛け、落下しないようするものです。その後、現在より約25年前にロープ付きフックをもう一つ追加した2丁掛け安全帯が採用されました。これは移動の際、安全帯のフックのどちらか片方が親綱等に掛かっていて絶対落下しないというもの。

そして今から10年位前、『東京スカイツリー』の現場を担当しました、こちらの現場ではフルハーネス型安全帯が推奨されました、当社に使用の義務は無かったが、鳶職、鍛冶職等がフルハーネス型安全帯を使用するようになりました。

世界一の電波塔建設、本体の最上部は地上約500m、澄み切った冬の景色は最高でした。

今までの胴ベルト型安全帯ではもし落下した場合、体への衝撃が大きく、フルハーネス型安全帯は複数個所で体を支える、それにより衝撃が分散されるとのことです。

また、昨年度から大手ゼネコンでフルハーネス型安全帯を義務付ける現場が出てきました。

2018年6月公布、『安全帯から墜落制止用器具』と名称が変更され、2019年2月より労働安全衛生規則の改正、墜落制止用器具の安全な使用に関するガイドラインの策定により、フルハーネス型墜落制止用器具の使用が原則となります。それに伴い2019年1月末まで6時間程度の特別教育を受ける必要があります。

墜落しない為には、まず安全帯を使用する、使用しなければどんなタイプの安全帯を装着しようが無駄に終わる、『墜落制止用器具』と名称を変わるのはフルハーネス型は帯では無い為とあるが、名称を変えることにより意識の向上を狙ったものと考えらます。

自分の安全は自分で守る、形が変わろうが、呼び名が変わろうが、使わなければ意味がありません。使用して初めて安全に繋がります、めんどうくさらず、馬鹿にせず、自分の為にどんなときにも落下制止用器具を使用しましょう。

 

試験検査部 井上司