その他の調査技術
不同沈下調査
光学式レベルを使用し、建物の相対沈下量を測定し、不同沈下の有無を確認します。(図1)
塗膜付着力試験
引張試験器を使用して、塗膜の付着力を確認します(図2)。まず、引張試験箇所の試験面(塗膜材)に接着剤を塗りアタッチメント(4cm×4cmの試験体)を固定し、1日静置して完全に硬化させます。次にアタッチメントの周りに、下地調整材に達するまで切り込みを入れ、引張試験機をアタッチメントに固定し引張試験を行います。(図3)


コンクリート塩分含有量試験

免震装置点検
社団法人日本免震構造協会の「免震建物の維持管理基準」に基づいて点検を実施します。
積層ゴム支承
積層ゴムの傷や鋼材部分の腐食(発錆)や取付部の目視調査を行います(図5)。水平・鉛直変位については、初期値計測により判断します。(図6)


転がり支承
転がり面及び鋼材部分の目視調査を行い、汚れ・異物付着・腐食(発錆)・傷・ボルト・ナットを調査します(図7)。また、積層ゴム同様、水平・鉛直変位の測定も行います。(図8)


鉛ダンパー(図9)
本体部分、取付部分の傷・腐食(発錆)・ボルト・ナットの目視確認(図10)を行い、水平変位の初期値測定も行います。(図11)



内視鏡による調査
非破壊試験で何らかの異常が検出された場合や非破壊試験の適用が困難な場合には構造物に小さな穴をあけて直接内部を観察する手法を用います。(図14~図15)


地盤調査
スウェーデン式サウンディング試験

先端のスクリューポイントに荷重を載荷した時の荷重・回転数・貫入量の関係から、地盤の支持力を想定します。(図16)
衝撃加速度法による簡易支持力測定(キャスポル)

キャスポルは、ランマー(重鐘)を自由落下させたときに生ずる衝撃加速度から地盤の支持力を想定します。(図17)
表面波探査

表面波探査(レイリー波)により地盤情報を求めます。起震機により地表面に上下振動を与え、人工的に地震を発生させます。(図18)その振動を地表面で捉え、各深度の地盤状況及び支持力を想定します。
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