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ジャストコラム

師走

今年も早いもので、師走に入った。

師走をインターネットで検索すると「陰暦の十二月」のこと。語源・由来としては、師走は当て字で、「師匠の僧が経をあげるために、東西を馳せる月」と解釈する「師馳す(しはす)」が主な語源説のようである。
我が家の師走はと言うと、一昨年までは息子たちがサンタさんにクリスマスプレゼント何をお願いするかで大いに盛り上がっていて、「いい子にしていないともらえないよ」という言葉で、頑張っていい子にしていた姿が微笑ましかった。クリスマスイブの夜は興奮してなかなか寝付けず、夜中に何度もキョロキョロ周りを確認し「まだ来てないなぁ?」と言いながら寝床に入る息子、「いいから早く寝てくれよ」と思いながら深夜にそっとプレゼントを枕元に置き、やっと仕事終了。寝不足のクリスマスの朝は、ニコニコの笑顔が眠気を吹き飛ばしてくれた。

昨年からは息子も小学校高学年になり、お父さんサンタの役も降板となった。

「おれ、クリスマスは〇〇ほしいから買って」まったくかわいげがなく、ほんの数年前が懐かしい。

2014年の日本の師走は衆議院が解散し、選挙戦まっただ中、今朝の新聞では首相と官房長官のツートップがそろって首相官邸を留守にし、応援遊説などで地方を回っている記事もあり、国のトップも走り廻っていることを想像すると、選挙と年の瀬は関係ないが「東西を馳せる月」にふさわしい月となってしいる。

「終わり良ければすべて良し」物事は最終の結末がもっとも大事であり、途中の過程は問題にならない。という意味のことわざであるが、あまり良い年でなかった者には非常にいい解釈である。今年残りわずかであるが良い結末を迎えられるよう気を引き締めていきたい。

試験検査部 部長 横山 孝治