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ジャストコラム

ノンママ

わたくし43歳独身(バツ1)、女性に興味はある。子供も欲しい気持ちはまだ少しある。そんなある日、ある人の勧めで『ノンママという生き方』と言う本を読んでみた。

ノンママとは生涯子供を産まない女性の事を言う。そのなかには子供は欲しいけど諸事情で叶わなかった【あきらめ型】、勉学や仕事に没頭し気が付いたら適齢期を過ぎてしまった【いつの間にか型】、子供が苦手で欲しくない【選び取り型】と大きく3種類に分けて話が始まる。この本の著者は精神科医で「選び取り型」だ。
日本でのノンママの割合は、厚生労働省「出生に関する統計」2010年最新を引用し著者の調べで、女性の約25%がノンママだと言う。

著者は1960年生まれで、1972年勤労婦人福祉法制定後、1985年男女雇用機会均等法が制定された頃まさに就職活動をしており、当時完全に男性社会だった医学界では女性拒否だったところを結婚しませんと誓って採用して貰ったとある。その他企業では「結婚・出産は当分しません」と宣誓書を書かされるところもあったとか。
時代は流れて男女雇用機会均等法の前身1972年勤労婦人福祉法から約40年以上経過して、女性が働きやすい環境になりつつもセクハラ・マタハラなど様々なハラスメントが問題視される中、ノンママハラスメントなるものを著者は述べている。会社や親戚などからの露骨な発言を例に挙げると、
「子どもはまだ?」
「本当に子どもがいなくて、いいわけ?」
「やっぱり女は、仕事よりも子どもよ」
「あなたのような人が増えるから、少子化が進むわけだよね」
「子どもを産んで女ははじめて一人前」
「こどもがいない人にはわからないでしょ」
などあるとしている。このように「子育てこそが素晴らしい」と強調されすぎるとハラスメントになることがあると述べている。確かに子どもがいないとわからないし、子育てこそ素晴らしいとあればノンママは何も言い返せないし、言い返す気力を無くすだろう。

新しい言葉を本で知ったので今回ノンママについて書かせてもらったが、気付けば私はノンパパだ。
パパの気持ちはわからない。
でもママとパパの気持ちを理解しようと努力はする。
社員総勢400人以上となると様々な境遇の人がいるのは当たり前で、様々な考え方が存在する。人の話をよく聞き、臨機応変に対応できる人間になりたい。

仙台営業所  松江雄幸