引張り試験
タイルや塗装など表面仕上げの接着力、付着力を推定します。
測定値と規定値の比較および引張試験後の破断状況を観察し現状を評価します。
規定値や破断状況評価は、タイル、塗膜とも種類によって様々ですが、タイルについてはJISA6909、塗膜についてはJASS19に基づき行います。
現地調査では、冶具を対象表面に接着させますが、気温の低い時期は接着剤の硬化時間が長いため、調査日数が複数日数かかる場合があります。
本調査は、対象仕上げの全体的な浮きや表面劣化を把握後、改修工法の選定を行うために用いられます。