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ベースアンカー長さの非破壊検査

ベースアンカー

建築構造物では、S造・SRC造の鉄骨の柱を基礎のコンクリート部分にベースアンカーを介して固定します。その場合、アンカーの長さが設計値どおり施工されているか確認することが重要になりますが、既存の建物の場合確認することが困難でした。そこで、アンカーボルト長さの超音波測定法で測定することが考えられますが、アンカー自体がJ型もしくはL型となっているため、従来の方法では測定することができませんでした。
そこで、アンカーボルト長さの超音波測定法の実験を行い、いくつかの改良によって長さが測定できるようになりました。

J型のアンカーボルトの形状

改良された測定法の試験体での測定結果

改良した超音波測定法の試験体での測定結果を下記に示します。J型もしくはL型のアンカーボルトを型枠で固定して、コンクリートを打設したものです。
超音波法によるアンカーボルト長さの測定結果は図のようになります。

方法Aの試験体での測定結果
方法Bの試験体での測定結果
方法Cの試験体での測定結果
方法Dの試験体での測定結果

改良された測定法の実際の構造物でのでの測定結果

実構造物
方法Bの試験体での測定結果
方法Aの試験体での測定結果
方法Bの試験体での測定結果
方法Cの試験体での測定結果
方法Dの試験体での測定結果

ベースアンカー長さの超音波測定の問題点

  • 先端までの長さ測定は多くの場合可能である
  • 細径では測定が困難
  • 曲がり部のまでの長さが測定できる条件がある
  • その他

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