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鉄骨硬度測定(ビッカース試験)

S造建物にて鋼材の硬さを測定し、引張強度から材質を推定します。
引張強度400N/㎜2~600N/㎜2の鋼材が対象となり、引張強度値に差がないSS400とSM400、SN材とSM材の同一強度材の区別は難しいのが現状です。

測定は、鋼材表面が露出していることが条件となり、耐火被覆や表面塗装を撤去する必要があり、耐火被覆が施されている場合は、アスベスト含有の有無を確認した後、調査実施となります。

本調査は鋼材の材質以外では、火災のあった建物について主要鋼部材の受熱影響を推定するために硬度測定を行い、利用可能か否かの判断を行うために用いられます。

鉄骨表面塗装撤去状況
鉄骨硬度測定状況
鉄骨硬度解析画面

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