配筋検査
鉄筋コンクリート造または鉄骨鉄筋コンクリート造の主要構造材である鉄筋が、設計図書どおりに適切に配筋されているかを検査します。
昨今世間を騒がせた、建築業界におけるさまざまな問題などを機に、世間の構造品質に対する関心が非常に高まっています。そのなかで鉄筋工事に関する事故の原因はさまざまな要因が考えられますが、最も大きな要因は人的なものです。こうした品質事故を未然に防ぐ対策として、現場運営者以外である第三者の配筋検査を行い、総合的な施工管理能力を上げていくことが非常に重要であると考えます。
ジャストの配筋検査
- 原則としてジャストの配筋検査は抜き取り検査ではなく、検査対象範囲の全数検査を行います。
- 検査の質を高めるため、必ず2名以上の検査員で実施します。
検査の流れ
事前準備
検査事前に、構造図一式、部分詳細図および施工検討会時の打合せ議事録等の関係書類を提出していただきます。
- 図面を精査し、当該物件の特徴を把握します。
- チェックシートの作成
検査
現場で、配筋検査を実施します。
- 検査前に実施している、施工者側の自主検査の確認
- 径・本数・間隔・定着、継手長さや、各部位における特記事項および事前に提出いただいた資料等どおりに配筋されているか確認。
- 検査結果書類の作成および総評報告
報告
検査当日は速報を依頼主へ報告します。
- 現場より是正結果報告書提出を受け是正内容を確認(不備があれば再指導)
成果物
配筋検査報告書を依頼主へ提出します(是正内容の添付)。