杭立合検査

杭地業工事における品質管理の過程で、施工計画書通りに各作業工程を進め、かつ適切に管理されているかを第三者の立場で確認を行います。

背景

施工者から杭工事を請け負った業者による責任施工で進められてきた中で、施工者と請負業者との間で適切な連携ができていなかったことにより、品質事故が発生しています。
杭地業で品質事故が発生すると補修工事での対応は非常に難しく、場合により上部構造物(建物)を含めて解体して再度施工しなければならず、多大な時間と費用が追加で発生してしまいます。
そうした背景からジャストが実際に杭工事に立ち会い、『第三者』機関としての立場を工事体制に置くことで総合的な施工品質を上げていくことが、非常に重要であると考えます。

ジャストの第三者監理

品質事故の要因として支持層等の地質判断が技術的に難しい状況があることや、全ての過程での目視・確認が現実的にできない事情もあります。
また各段階での確認漏れや勘違い等によるヒューマンエラーも品質事故の事例としてあります。
ジャストの第三者監理は施工計画書をもとに確認を行います。請負業者および施工者が行う管理が、施工計画書通りにできていなければ指摘をして、確認漏れや勘違等によるヒューマンエラーの防止になります。
また施工者および請負業者の間で技術的な判断が難しい状況があれば、無理に工事を進めず専門的な判断ができる設計者への確認を勧めるなど、俯瞰して工事を見ることで間違った過程での判断、間違った者の判断を防ぎ、品質事故の防止に繋がります。
工期や予算の事情に捉われず『俯瞰』した立場の者を工事体制に置くことは、非常に重要であり、かつ品質の向上に効果的であるとジャストは考えます。

ジャストの第三者監理業務の請負例

  • 杭工事における全杭の立会い確認
  • 試験杭および全杭のうち、抜き取りでの立会い確認
  • 杭工事施工結果報告書及び杭工事記録写真と構造図および施工計画書が整合しているか、施工記録書類の検証業務
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