木造建築物調査サービス

担当者イチオシ!
ジャストの木造調査を支える調査機器のご紹介
X線検査装置
非破壊検査の代表格
破壊して調査することができない建物重要文化財等を、非破壊調査機器を用いて壊さずに調査。
図面復元を目的とした調査の際には建物外部、室内、床下内、小屋裏内で目視・実測による調査の他、目視では確認できないものをX線検査装置で確認します。

レジストグラフ
木材の内部欠損の有無を探査・有効断面の推定
この方法はキリを回転させながら木材内部に穴をあける。
数か所貫入させ、キリの回転抵抗及び前進抵抗から部材の劣化位置・同一断面のいくつかの方向の測定を行うことで断面内部の空隙等の面積を推定できる。
X線調査との併用が望ましい。




ピロディン
小断面の木材の材料性能測定・木材劣化部の残存強度測定
直径3㎜・長さ40㎜の金属ピンを一定の衝撃力で木材中に打ち込み、木材中にめり込んだ深さを測定する方法。
強度的に健全であれば打ち込み深さが小さく、劣化して強度が低下していれば打ち込み深さが大きくなる。可搬性・堅牢さ・迅速性に優れている。

事例紹介
4つのケーススタディ
1図面復元
目的:耐震診断のための図面復元課題:隠ぺい部を壊さずに確認したい
なにを解決したか
仕上げ材を解体しないと構造部材の配置や筋交い、ホールダウン等の金物の有無が確認できないため、X線撮影によって非破壊で内部を確認した
お客様の声 非破壊技術は期待以上!

2図面復元
目的:構造図面のない古い建物を補強するため、図面復元が必要課題:目視では確認できないものが多い
なにを解決したか
建物外部、室内、床下内、小屋裏内で目視・実測による調査の他、目視では確認できないものを非破壊調査機器で確認できた
お客様の声 復元図面の正確性も◎!



3図面復元検査済証のない建物への対応
目的:検査済証のない建物の構造を調べ直したい課題:仕上げ材を解体しないと構造用合板の有無や、釘ピッチが分からない
なにを解決したか
目盛り付きのターゲットを使用した
X線撮影によって主要部材と釘ピッチが確認ができた
解説 X線撮影で主要金物や釘のピッチなども確認できます


※ 図2:X線フィルム 壁に対して直角にX線照射した場合(⚪︎外壁構造用合板用釘⚪︎内壁構造用合板用釘⚪︎サイディング用釘)
4劣化診断
目的:木材の劣化診断を行いたい
- 一次診断:劣化部位を検出し、その種類、範囲、程度、進行性の判定
- 二次診断:小型の測定機器を用いた調査
- 三次診断:現場で採取したサンプルについて専門の検査等
課題:木材をできるだけ傷めずに劣化位置を特定したい
なにを解決したか
微破壊と云えども、構造部材に数多く孔を開けることは避けたい。X線透過撮影法を用いて、木材劣化位置を求めることにより、孔空き箇所を少なくすることが可能
お客様の声 部材へのダメージをここまで最小化できるなんて!



サービス担当の想い
おかげさまで当社の木造構造物調査サービスには、多くのお客様から高い評価をいただいております。
破壊できない建物、破壊したくない建物、その建物を使用する方々には、それぞれの想いがあります。
私たちはお客様のその想いを最優先に考え、
できるだけ破壊せずに正確な調査を行うことを大事に考えたサービスを提供しております。
適切に維持管理がなされることで建物利用者様の安全に繋がればと、
そう思いながら木造建築物とむきあっています。

あなたの大切な建物を、私たちがサポートします。
建物を安全に永く使用するために
ぜひジャストの「木造建築調査サービス」をご利用ください。
私たちは、あなたの大切な建物を守るために全力を尽くします。