デジコア
ユーザーインタビュー
三建設備工業 エンジニアリング部 植木様 萩原様
従来の進め方では間に合わなかった工程を短縮。 働き方改革が求められる、今の時代に合ったサービスと実感。
デジコア満足度
三建設備工業様は、企画段階から設計・施工・メンテナンス、そしてリニューアルに至るまで総合的な環境づくりのプロフェッショナル集団です。創業から70年余、空気と水の環境創造企業として脱炭素社会づくりのリーディングカンパニーとして最前線を進まれています。
今回は三建設備工業(横浜支店)の現場責任者の植木様と実際に現場で管理・監督をされている萩原様にお話をお伺いしました。
★元請から期待された厳しい工程を、若手が対応できるか不安だった
デジコア導入前の課題を教えてください。
植木様:数量があるインサート・スリーブの墨出し作業は苦労すると予想していました。その為、墨出し作業を依頼するための寸法線の作図が間に合うかなと。
今回は現場経験の浅い若手社員の萩原が担当しており、元請から期待されている厳しい工程の中で図面を作成からチェックをして、その後多能工が読み込んで…と。多くの作業をした後でも、墨出しの間違いによる出戻り作業や工程の遅延も発生するリスクがありました。
そうすると工程に間に合わせるために、残業や負担をかけてしまうのではという心配をしていました。
導入検討が進んだきっかけは何でしたか?
萩原様:今の話の通り、墨出し後の配筋の工程がかなり早く、インサート図の作成が間に合わず、多能工が手で墨出しをしても後工程に追われる可能性がありました。そんな中で、デジコアを導入したことがある元請の設備担当者からの強い推薦があり、デジコアを利用しようとなりました。
★工程・コスト・若手社員の働き方・教育等、トータルではプラス要素しかない
デジコアを実際の業務で利用してみての感想はいかがでしょうか?
萩原様:作業する前にジャストさんに図面データを送るだけでいいので、図面の印刷や現地での説明などが減ったので良かったです。インサート図の寸法を入れなくていい点はかなりの作業削減に繋がったと思います。
実際の現場ではインサート墨出しのスピードが速かったため、後工程の他職とのやり取りがスムーズにいきました。
植木様:現場責任者の立場からすると、若手社員の負担を軽減でき、また若手社員の資質に左右されず厳しい工程の中、工期前倒しまで実現できたのがとても良かったです。
デジコア導入後でどのような変化がありましたか?
萩原様:インサートの図面の作成時間が減り、その分の時間をスリーブ検査にも使用できるので、元請とのやり取りがスムーズでした。
インサート図の寸法漏れ等で多能工に呼ばれることがないので他のフロアの作業に手を回せるようになりました。受入検査の時も大きな支障はなく、画面を見せるだけで検査担当の方も「大丈夫だね」とおっしゃってました。
植木様:課題だった若手社員による図面の作成・チェックの作業負荷と墨出し間違いによる工程の遅延の心配が全くなくなったのは、それだけでも大きな成果だったなと思います。
デジコアの予算・費用に対する満足度を教えてください。
萩原様:寸法線を入れる手間やその時間を他の業務に費やせること、残業時間を削減できるなどを含めると良いかなと感じました。
植木様:全体的なことを考えると社員の作業時間が減ったり、いわゆる働き方改革に繋がる今の時代に合ったサービスだと思います。
建築業界としては来年からは残業規制に取り組んでいかないといけないですし。トータルではプラス要素しかないですね。
★元請や社内にデジコアを展開し、より効率的に
デジコアチームの対応やサポートに対する満足度を教えてください。
萩原様:インサートの墨出し精度やスピードに関しては問題ありませんでした。作業するうえで丁寧な対応や作業の進捗具合など対応がスムーズで良かったです。
作業後に進捗のデータを送ってくれるので、どの部分ができてどこが残っているのか管理がしやすかったのも良かったです。
今後取り組んでいきたいことを教えてください。
植木様:今後は元請とも事前に打ち合わせをして、検査方法としてこのやり方を取り入れたいですね。元請からも立会時間が少なくなっていいねという話が出ました。
また他の現場でも使っていきたいので、ジャストさんと社内への展開を一緒に進めていきたいです。
全力で対応させていただきます!今度もデジコアをご活用ください。 頂いたご要望については鋭意対応させていただきます。貴重なお話をありがとうございました。
※掲載内容は取材当時のものです。
お客様の声
工事内容 | お客様の声 | |
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衛生・空調設備会社 担当者様 | インサート・スリーブ墨出し工事 | デジコアを導入してみてどうでしたか? A.インサートの墨出しスピードが圧倒的に早く、工程を前倒しする事が出来ました 精度についてどうですか? A.墨出し精度が求められるスリーブも±10mm以内に収まっていて満足するレベルでした 従来工法と比べて何か変わりましたか? A.墨出し作業の工程を圧縮する事で、他の事に時間を使えるようになったのと、墨出し作業の為に作図している寸法線の作図が不要になったのがとても助かりました |
元請大手ゼネコン 設備担当者様 | インサート・スリーブ墨出し工事 | 墨出しの精度が高く(通り芯からの測定誤差がほとんどない) 墨出し機器を正確にセットすることで、墨の追い間違い等のリスクが下がり出戻りがほとんどなくなる それに加え、しゃがみ込む必要がなく立っている状態で作業が可能なため、熱中症・転倒・切創などの労働災害の低減にも繋がる |
本社技術計画部 生産推進部 | インサート・スリーブ墨出し工事 | 作業スピード向上により工期の圧縮、人的ミスのリスクを機器が補うことで生産性向上に繋がる スリーブ検査などに利用できれば、労働時間の削減にも繋がっていく |